チームの価値
イギリスBBCドキュメンタリーで、ファーガソン氏(元マンチェスターU監督)が言ってたことが印象に残っています。
ファーガソンが監督時代に監督室に上の写真が飾られていました。
写真は1920年代にロックフェラーセンターを建てた作業員の写真。
命綱はなし。仲間を助けて死んだ人もいる。
「チームに命綱を捧げるほど尊い命はない」と言う。
また、この写真を見て、しかめっ面をした当時マンチェスターUのクリスチアーノロナウドに
「何かを成し遂げたければ、チームはこうあるべきだ。」と。
1月のこの時期は、いろんな所で新たなチームが本格的にスタートしていると思います。
Jリーグでは、新加入選手などを加えキャンプがスタートしたり、育成年代では、新たなチームでの公式試合がスタートする前であったり、スタートしている地域もある。
サッカーがチームスポーツである限り、プロアマ問わず、どの年代でもチームとしての価値を高めることは大切だと感じます。
サッカーで命を落とすことは、めったにないけど、チームのために死ぬ気で走ったり
死ぬ気で身体を張ったり
声を張り上げたりする姿は、
見ている人の心を打ちます。感動を与えます。
中学の高円全国大会や高校サッカーを見に行って改めて思いました。
チームのために死ぬ気でやる。
全力を尽くす。
これらは曖昧であるが、見ている人に伝わると。
そして、そういう想いが見ている人に伝われば、どの年代やレベル関係なく、人に感動を与えるということ。
自分の関わるチームはそうありたいと思っている。
なかなか伝えるのが難しいが、伝え続けたいと思っている。
ファーガソンは、同番組でガンの渡りの逸話についても触れていました。
この鳥たちはカナダからイギリスまで6000キロ以上飛ぶらしい。V字型の先頭が疲れると、別の鳥が先頭を引っ張る。
1羽が脱落すると、2羽で面倒を見る。
「あれがチームワークだ」
「あの鳥たちは6000キロ以上飛ぶんだ。38試合のリーグ戦を闘うことなど簡単だろう」と。