モチベーションはあるかないか
数年前、かんぽ生命の営業研修会のとき、その時の講師が
「モチベーションは、上がる下がるじゃないねん。あるか、ないかやねん。」
って力説してたことを、ふと思い出すことがあります。
「モチベーション下がった。」とか「モチベーション上がった。」など、モチベーションを「上がる下がる」で表現してしまうことがある人もいるのではないでしょうか?
僕も学生時代そう表現してたと思います。
指導する側の人も
「モチベーション上げていけよ!」って言うときがあるかと思います。
でも、その人曰く、モチベーションは「上がる下がる」ではなく、「あるか、ないか」らしい。
モチベーション=行動の動機付け があるのか、ないのか。
例えば、サッカーで考えると
サッカー(という行動)をする理由(動機)は何なのか?
「サッカーが好きだから」とか
「サッカーが上手くなりたい」とか
「サッカー選手になりたい」とか
モチベーションは人それぞれかもしれないが、これらのモチベーションが
「ある」のか、「ない」のか
のどちらかで、上がる下がるではないということ。
そして、自分の意思でサッカーを続けてる状況であれば、これらのモチベーションが必ずあるということ。
モチベーションがない状況は、嫌々サッカーを続けているか、親に強制的にやらされてるかのどちらかだと思います。
それ以外の子は、基本的にモチベーションはあるはず。
指導者で大事なのは、そのモチベーションに火をつけれるかどうか。
これは京都サンガ アガデミーヘッドコーチ川勝さんも同じことを言っていました。
僕が、「モチベーションが低い子ってどう接していますか?」って質問したことに対して
「なんでモチベーションが低いねん。好きでサッカーやってるんやから、モチベーションはあるやろ。それが低いのは指導者の責任。 どれだけ選手のテンションをのせてやれるかやで。」って言われました。
前回紹介した岡田メソッドにも書いてありましたが
「指導者で大事なのが、選手の心に火をつけてあげることです。」
選手が持っているモチベーションに、どれだけ心の
火をつけれるか。
そこがすごく大事なんだなと思います。
ほんとに。